これがね、「針で刺された痛さ」とかではなくて
「ドアに耳を挟んだ痛さ」なのだ！（ドアに耳を挟む機会はあんまりなさそうだけど、イメージね。）
その後何時間はジンジン少し痛かった。
２ヶ月くらいはずっと、穴を開けるのに使ったピアスを外さないんだけど、
翌朝、ピアスをしているのを忘れてラフにＴシャツを脱ごうとしたら、ひっかかった。
この時の痛いのはビキーンと、傷口が開いて痛いような感じだった。
今はもう１週間以上経っているのでそんなに痛くはないけどね。


実は、ずーっと前から「ピアスをしてみたいなぁ。」と思いつつ、かれこれ１０年近く経ってしまっていた。
若い頃ならそんなに気負わずに開けられたんだろうけど、なんとなく「何かの記念に開けよう」と思い始めて、なのに、
「二十歳になったら」とか「社会人になったら」とかの人生の節目のときに限って、できなかったりやらなかったりで開けないままになっていたのだ。
この間婚約したので、いい機会なのでバチンとやってきたのです。
祝！開通。


ボクが選んだのはプラスチック製。かぶれにくいんだそうだ。

というか、本当はダイヤモンドのピアスがしたいのだ！

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ボクの手は「ほっそりしたきれいな」手ではないので、指輪には大分抵抗があったので
「婚約指輪よりダイヤモンドのピアスがいい。」
と言い張っていた。

だって、ピアスの方がいつでも身につけられそうだし、
普段はあんまり目立たない耳たぶに光に当たるとキラリと光るのって、ちょっとカッコいい！

結納の打ち合わせの時に婚約指輪を披露する話が出てきたときも
「ピアスをプレゼントしてもらうので」
と言いきっていて、でも穴はまだ開けていなかったので
「その場で（穴を）開けてもらって披露することはできますか？」
とか相談してみたんだけど、
「そういったオプションサービスは用意していませんので。」
と笑い飛ばされてしまった。

ちぇっ。

さらに宝石屋さんに行った時も
「指輪がいいですよ、絶対！だって、ピアスはなくしやすいんですよ。なくしたらとってもがっかりしますよ、きっと。」
と猛反対されたので、
じゃあ、ダイヤモンドを２個選んで指輪を作ってもらって、ピアスの穴が完成したら、ピアスに作り直してもらおう、
とも考えてみた。

う～ん。

結局は、石が２個だといいバランスにならなかったので、
１個で指輪を作ってもらうことで話が落ち着いた。
食わず嫌いだった指輪も、あんまり華奢な感じのデザインにしなかったので、
割に気に入ってはいるんだけど。

だけど、ここで問題なのは、
もう１個の石を誰がいつ手に入れてピアスに作りかえるのか、
ということなのだ。

「え、それは御自分で。」「贈り物だから意味があるのです。」あーだ、こーだ。
と、今の所合意には至っていない。
「贈り物のうちの半分をもらっただけに過ぎないので、もう片方も何かの機会にプレゼントするべき」
と、もう少し粘り強く主張し続けようと思う。

もう片方分の石が揃って、憧れのダイヤモンドのピアスをつけられるのはいつなんだろう？