2005年08月31日

レクサスというブランド

今日はレクサス那覇の話。
「レクサスがとことん好きな人は読まないで下さい。笑って許してくれるならどうぞ。」
ということを最初に断っておく。

レクサスというブランド

まず予備知識。ここから→
(知っている人は飛ばしてヨシ。レクサスをスポーツジムの名前だと
思っていたような人への事前学習なので。)
レクサスはトヨタがアメリカのリッチな人向けに立ち上げた「ブランド」で
クルマ自体はトヨタが作っているけど、レクサスという名前で売っている。
というのが元々の意味。←ここまで

レクサス自体は1990年代から(そう、前世紀からだ。)あったんだけど、
それが日本に上陸(里帰り?)したのはついこの間(2005年8月30日)。

どういういきさつかというと、最近の日本で「トヨタブランドだけではお付き合いいただけない富裕層」(YOMIURI ON LINEにそう書いてあった。)
に選んでもらう為には他の「誰でも乗っているトヨタ」とは売り方を変えないといけなかったので
「レクサス」という、販売の仕方というかグループ分けが必要だった、ということらしい。
単に高品質で高価、ということだけではなく五感に訴えるような高級感が
レクサスの目指しているもののようだ。

だからレクサスは接客のことを「おもてなし」という。
世界の高級ブランドでお買い物をし、目の肥えたお金持ちの心をつかむ為、
洗練されたおもてなしについて、いろいろ勉強したそうだ。
神奈川県のレクサスなんかは店長を決める際、「高級ブランド出身」という
人選をしたくらいなんだって。

店舗もクリアなガラスやシックなレザーで上品な感じにまとめていて、期待が膨らむ。

そんなレクサスの沖縄店は新都心の58号線沿いにある(ようやく本題)。

これですよ、これ!

レクサスというブランド

なんかここまで読んできたものから想像したのと違和感はないですか?

レクサスというブランド
だって、吉牛の隣だよ!
吉牛といえば庶民の飯の代表ではないか!
※「500円に値上げされても気にせず吉野家の牛丼を食べるリッチな人」も中にはいるけど
沖縄では吉牛はやっぱり、給料日前の救世主なので、あしからず。

「みんな大好き 吉野家の牛丼」の隣で「あなただけのプレミアム」を売るなんて
何て説得力がないんだろう!

1899年創業だし、この間、吉野家から牛丼がなくなる日には
ニュースで取り上げられたほど熱狂的な吉牛ファンがいるので、
伝統があり、誰もが認めるブランド」だけども。
しかし。なんていったって「うまい、やすい、はやい」だからね。






「レクサス」というブランドを作ったのは、
高級車を売るには、大衆車メーカーとして浸透している「トヨタ」という名前では
お客様をその気にさせられないからなのではないかと思うんだけどな。
いいんだろうか?これで。

ボクとしては、レクサスの営業マンがお客さんを連れて吉野家で
牛丼(豚丼?)をかきこみながら商談していると
ますますウケてしまうけどね。

でもそうやってボクの都合のいいように物事が進むばかりが世の中ではないので
じゃあ、どこに立地したら良いのかという話になるけど、
長くなってきたのでまた今度。(逃げているわけではないよ。)
追記:続きを書いた。(レクサスというブランド(所見)

レクサスというブランド



Posted by しろたん来ました at 01:02│Comments(0)
この記事へのトラックバック
レクサスに興味を持つのは30~40台の男性BMW乗り、ということでBMWなど輸入車をターゲットにしたトヨタからの宣戦布告に関して。



もともと国内で売ってたアリスト、ソアラ、アルテッ...
BMW、レクサス正面対決!【BMWおたっきーず!Blog - BMW総合情報ブログ】at 2005年08月31日 19:27
「レクサス国内販売開始、ライバルはBMWとベンツ」に関連するブログ記事から興味深...
レクサス国内販売開始、ライバルはBMWとベンツ【ブログで情報収集!Blog-Headline/life】at 2005年08月31日 23:58
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。