レクサスというブランド(所見)

しろたん来ました

2005年08月31日 01:26

この間書いたレクサス沖縄の話
今回は「きちんとしたマーケティング論に基づいていない店は許さない、という人は読まないで下さい。笑って許してくれるならどうぞ。」
ということを最初に断っておく。


そこまでいうならもし自分だったらどこに建てるかな、って考えてみた。
ボクが思いついたのは2つ。
その1
プラザハウスの隣
地図はこちら

その2
恩納村博物館の場所
地図はこちら

初上陸するブランドで、まだどんな色もついていない状態だけど(そうでもないかな?)、
昔からあるブランドのような伝統や風格を感じさせ、
かつ今の時代にセンスに合っている、
ということをみんなに伝えたいのならば、
そういう印象が既に植え付けられている場所に建てるのが、手っ取り早いかなと思ったのだ。

公式サイトによると
「レクサスは『ときめき』と『やすらぎ』に満ちた最高の時間の提供を目指しています。」
そうだ。



これらのキーワードから真っ先に思いついたのがプラザハウスショッピングセンター
プラザハウスは終戦直後からあるハイソなショッピングセンターだ。
もともとが米軍の階級の高いお金持ち向けに作られただけあって、
ちまちましたところがない。(最近はちょっとそうでもないけど。)

ボクはお金持ちではないのであまりここで買い物はしないけど、
見ているだけでも楽しめる。
クリスマスなんかに行くと中庭(と言うのかな?)で
グランドピアノの生演奏が聞けたりしてリッチな気分をおすそ分けしてもらえる
こんな素敵なショッピングセンターに来る人に、レクサスのクルマをアピールすると
いいのではないかな、と思ったのだ。

後者の恩納村博物館の場所は、単にリゾートホテルがあって日常から離れていて
あと、眺めが良さそうなので選んだ。

リゾートホテルも、ボクはお金持ちではないので泊まったことはないけど
たまに散歩しに行って観察してみるのも楽しい。
ボクの家では考えられないくらい高い天井とか大きな観葉植物とか
そこで働く人の心地よいサービスとかの中にいると、
またしてもリッチな気分をおすそ分けしてもらえる
リゾートホテルのお客さんは地元の人は少ないだろうけど
そこに泊まった人がリゾートの心地よさとレクサスのイメージをリンク付けて帰っていくとしたら
将来レクサスのお客様になってくれるかもしれない、と思ったのだ。



ちなみにボクの友達は「アワセゴルフ場の跡地」が候補らしい。
イメージでは、ライカム交差点の角に、広くて手入れの行き届いた芝生の庭があって
その中に店舗があるんだそうだ。
やつには「広くて手入れの行き届いた芝生」がお金持ちキーワードらしい。
ふーん。

「だったらいっそのことゴルフ場の隣はどうだろう」とか
「いや、お金持ちキーワードっていったらヨットでしょ」とか
白熱した議論が交わされたがマーケティングの専門家でもない上に
第一、お金持ちから程遠い人々の意見なので、
吉野家の隣にあるよりもっと説得力がない
のだった。

というわけで、お金のない人にはお金を、レクサスにはサクセスを。